心臓リハビリテーション、絶賛稼働中❣❣❣💪
2024.05.24
ゴールデンウィーク明けから、心臓リハビリを開始しております。
おかげさまで開始から10日ほどで20名程の心筋梗塞後、狭心症、大血管術後、TAVI(経カテーテル的大動脈弁置換術)や慢性心不全の患者さんが週1~3回の包括的なリハビリによる健康寿命や心身の健康のために体を一緒に動かしております。
心臓リハビリという言葉自体聞いたことがない方が多いかもしれません。
心電図モニターや脈拍、酸素飽和度を見ながら安全に健康寿命延伸を目的に行うものです。
整形外科でのリハビリが想像されがちでありますが、全身を包括的に診て、専門の理学療法士、看護師が観察・サポートしながらエンジンである心臓やボディーである四肢体幹を鍛えるというイメージが想像をつけやすいでしょう。
心臓や大動脈疾患があり、運動をするのは不安という声が聞かれますが、 心臓リハビリ自体での1時間あたりの心臓事故(心筋梗塞や心不全など)発生率は0.00167%程度と言われております。
日本で1年間で交通事故に合う確率が0.2%程度と言われておりますので、しっかりと監視下で行うこと、リハビリ導入前に薬物治療などを含めて行うことによって安全に行うことができると捉えていただければ幸いです。
リハビリをしないグループに比較し、リハビリを行うグループの方々においては、心不全や狭心症、心筋梗塞後の生命予後改善効果(心不全再入院や、心筋梗塞の発症リスクを低下させることなど)が認められております。
もし他院で入院中だけ心臓リハビリをしていたけれども、、、退院したあとは、そういえばしていないなあ🥺という方がいらっしゃいましたら、まずは受診をしていただければ懇切丁寧にリバビリ可能かどうかを診察致します。